代表挨拶

弊社は上製本の表紙貼り、箔押加工を生業としてまいりました。「まずやってみる」をモットーとしてお客様の要望に応えるべく常に新しいものに挑戦してまいりました。

インターネット環境の普及によって、商品販売は今後ますます幅広い個人のニーズに対応すべくカスタマイズされていくことでしょう。後加工(Post-Press)は、IoEで求められる柔軟性と差別化のために不可欠な、付加価値加工(Value-Add Process)として重要視されていくと思われます。

光沢やマット調などの表面加工、箔押加工やエンボッシング、そしてダイカッティングなど特殊装飾効果(Specialty Effects)が印刷物の価値やアイキャッチ効果を高めるものとして、消費者への差別化の役目を果たしています。これらはデジタルコミュニケーションでは得られない「五感に訴える」プレゼンテーション・ツールとして印刷物の付加価値を決める鍵と言えるでしょう。

デザイン力に加えて紙などの素材や箔押、エンボス加工等にも詳しいプロデゥース面が必要になっています。 様々な加工デザイン技術に対応した表面加工テクニックを用いることで、付加価値加工の重要性がより効果をもたらすからです。長年弊社が培ってきた加工ノウハウで皆様の商品プレゼンテーションのお役に立ちたいと願っております。

代表取締役社長 堀 知文

プロフィール

立教大学理学部化学課卒業後、株式会社六桜商事に入社。
主にRIP&イメージセッターのセールスマーケティングに従事。
後に家業である丸栄有限会社へ入社、現在三代目社長。
JAGAT「プリンティングコーディネータ養成講座」にて毎年講師を務める。
全日本光沢化工紙協同組合連合会・副会長。

著作・制作

『特殊印刷・加工 実物見本帳』の監修と製作協力